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Rubber Brain Blog焦げた鍋底を磨く女のブログ ■ ゲーム屋のお仕事■ モテる技術ようやく読みました。
モテる技術(デイビッド コープランド ロン ルイス David Copeland Ron Louis 大沢 章子) いやぁ、面白かったです。ところどころ入ってる太字(重要ポイント)が、フォントいじり系のテキストっぽくて笑えた。ていうか帯の「また、あいつ、モテてるぜ」っていうのがおもろい。 これ読んですべて実践したら、実際モテる男(というかセックスには困らない男)にはなれるんじゃないかなあ……でもかなり浮世離れした男になると思った。田村正和クラスの。でも恋愛って、浮世離れしたもんだから、いいんじゃないかしら。いかに非現実感を漂わせるかってことが大事かもしれないとか思ったり。 ■ 花森安治の編集室■ 恋におちた経済学者昨日読んだ本。ラブロマンスと経済学と企業サスペンスが楽しめる一冊。
インビジブルハート〓恋におちた経済学者(ラッセル ロバーツ Russell Roberts 沢崎 冬日) 市場の中心には、『見えざる心』があって、それが顧客に奉仕し、しかも喜んでそうしている。ふむー。この中の「生態系としての市場」という考えが面白かった。ジャングルにたとえられてたんだけど。 「夢が見れる機械」のエピソードだとか、主人公サム(高校の経済学の先生)の授業がどれも面白かったです。こんな授業、高校時代に受けたかったなあ。 ■ 世間とは何か?……を知るためにはこの本を読まねばならぬ、ということで、今読んでます。
「世間」とは何か(阿部 謹也) 面白いです。やはりここでも日本語の問題がまずあるんだなあ。日本には「個人」や「社会」という言葉が明治以前には存在しなかった。つまり「自己責任!」と言ってるその「自己」が日本人にはずっと無かったんですね。今も「世間に迷惑をかけない」限り、個人というものの存在が許されているけども、世間に迷惑をかけると簡単にはじき飛ばされちゃう。「個人」の名誉より、その人が所属する「世間」の名誉が重んじられるんですねえ。なんか色々な問題について理解が深まりそうです。
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