Rubber Brain Blog

ハチミツとクローバー 10 (10) 羽海野 チカ 集英社 2006-09-08 売り上げランキング : 6 Amazonで詳しく見る by G-Tools

（以下、作品の感想というよりか、ハチクロをネタにした自説補強の電波文です）

ほらやっぱり乙女はパパが好き。っていうかファザコン。
花本先生に関してはみなさん異論は無いでしょうが何で野宮！？と思う方もいらっしゃるかと思います。
これはねー…
「プレイボーイで女ったらし、女は何人も泣かせてきた俺だが…どうしちまったんだ、あの娘にはこの俺様としたことが…フフッ、どうやら今度はマジのようだぜ…」
みたいな、そういうのに弱いの！もう、弱いんだからほっといて！
どうもこういう「わたしにだけは手を出さない、わたしにだけは特別」というかんじがね、これがパパから娘への愛情に近く思えてしまうんですね。そこがファザコン心をくすぐるんです。
前も書いたけど、重要なのはノー★セックス（ハチクロ風表記）（どこが…って★のところがよ！）。手を出しちゃダメなわけです。ダメ性欲。クラリスの背中でグッと抱きしめる手をこらえるルパンのように堪えて欲しいんです。それが普段女を泣かせまくってるプレイボーイなほうが、特別感がワンランクアップするってわけです。ね。（何がね。なんだ）
だからほんとに好きならうおー！ってなっちゃうよ！みたいな真山や森田は乙女の相手にはなれなかったんじゃないかなーと。
王子様よりお父さんを選んじゃったのは現実的だからっていうか、乙女だからなんじゃないだろうか、と思いました。
わたしは乙女じゃなくてオカンなので竹本くんが可愛いです。

インスタントストアっていうのが出来たみたいなので、作ってみました。

★ここ〜★

最近買った新刊を集めてみたよ〜。
ちょっと今ブログで買った本の報告する時間の余裕が無くて…。

時間が無いけどこの本だけはちょっとオススメしとくです。

表現したい人のためのマンガ入門 しりあがり 寿 講談社 2006-07 売り上げランキング : 6818 Amazonで詳しく見る by G-Tools

最初寝転がって「へ〜そーだよねマーケティングだよねハイハイ」なんつって読んでたんですが、「笑いとは」という話のあたりからだんだん座り直してきて、終章の「マンガのこれから」というところでは思わず正座して読み終えてしまいました。
読み終わると、最初の方にあった「自分のブランドイメージを考えて、読者が欲しがるようなマンガを描こう」っていう戦略バリバリないかにもマーケティングってかんじの文章には、「売れる売れないはゲームみたいなもんだからさ、売れないからって自分のすべてが否定されたと思って悲観するもんじゃないよ」というメッセージが込められてるのが分かる。それでこないだ亡くなった犬丸りんさんのことを思い出したり…うう…。
表現を商品にしたい（してる）人にはきっと、なにか色々もやもや〜と思ってたことがスッキリしたりますますもやもやしたりする良い本だと思います。

塩豚のことは『高山なおみの料理』って本で見て知ってはいたんだけど、こないだ初めて作ってみたらこれがあーた、めちゃめちゃ美味しくてビックリしたですよ。

作り方は超簡単で、豚の塊肉を買って来て（わたしはバラ肉…豚の角煮とかつくるやつでやったけど、ロースでもOK）表面に塩を多い目にまぶして、ぴっちりとラップして冷蔵庫で２〜5日ほどおいて熟成させる、というもの。
２日目の肉を5ミリほどの厚さに切ってもやしとニラと炒めてナンプラーをちょっとだけふってみたところ、う、ウマー！なんじゃこりゃ！ってぐらい肉がうまい。香辛料を使ってない生のベーコンってかんじかなぁ。豚コマで炒めたのとはグレードが違うぜ！っていうぐらい美味しかったです。
もうちょっと置いた肉は豆とトマト水煮缶とで煮てみます。

鳥はむにちょっと似てるよね。塩豚も煮豚にしても美味しそうです。
mixi内にコミュがあった。二ヶ月熟成！とかもできるんだ…すごい〜。

お肉の安売りデーとかにぜひ！よろしかったらおためしあれ〜。