Rubber Brain Blog

「ダーリンは外国人」の２巻を買いました。

ダーリンは外国人(2)（小栗 左多里）
こういう「おうちモノ」のエッセイマンガって好きなんです。自分も「メイド日記」って描いてましたけど（過去形かよ）読むのも描くのも好き。
「それ、ダーリンが外国人じゃなくてもアルアル〜って話じゃあ…」みたいな話が多いのですが（あとがきに「外国人」というより「トニー個人」としてのエピソードをかいた…とありますね）とっても面白かったです。入籍の話とかは外国人と結婚した方特有のエピソードで、ウーン日本のシステムってヘン…と思いました。

本屋に無くてAmazonで注文してた「ワレワレハ」（かわかみ じゅんこ）が届いたのでひゃっほーいと読んだ。かわかみじゅんこであと持ってないのって「少女ケニヤ」だけなんだけど、もう絶版っぽい…？

男の子と女の子は、どっちも同じぐらいの、繊細で傷つきやすくて力強くてタフで……という矛盾したアレコレを持ってて、でも、そのベクトルや質や在り方や発露の仕方なんかがまるっきり違っているから「男の子も傷つくんだってこと忘れちゃう」（ごめんうろおぼえ…「江ノ島心中」での女の子のセリフ・まだ単行本になってないっす）っていうすれ違いがおこる。その差違を「切ない」と見る少女マンガが多いなと思うのですが（ハチクロなんかそうですよね）かわかみじゅんこのマンガはなんかちょっと違うかんじ……ヒロイン達はその大きな鋭い目で、ただただ冷静に見つめているような、そんなかんじがして、そこが好きです。
見つめる者、というと異国を旅する旅行者……かわかみじゅんこの旅行４コマもすげえ面白くて、早く単行本になるとイイナァと思いました。

MOON LIGHT MILE 8 (8)（太田垣 康男）を読みました。ロストマンの話より吾郎の話のほうが面白いな〜。月の基地で起こるテロ騒ぎ、テロリストは誰だ？というお話（犯人はすぐに分かっちゃったけど…）。あとマギーみたいな女の子だいすき！タフで野心家で可愛い女の子（子、というか自称20歳で実は28歳てのもスゴイ）っていいわ〜。