Rubber Brain Blog

夜寝る前に布団の中で本を読むのが何よりの楽しみだったのですが、子供が産まれてからというものそれもままならず。一緒の布団で寝てるから明かりがつけられないのです。それで、なんかないかなーと思ってたらLightWedgeという商品を見つけて、これは！と思ってハンズで買ってきました。
アクリル板が光って、それをページの上に乗せて本を読むようになってるんですね。
良かった点は、デザインがカッコイイ。これ重要。かなり明るいんですが、アクリル板のとこだけ光ってるから子供のほうにまで明かりがいかなくて、なかなか良いかんじです。光の強さも二段階調節出来るし。
悪かった点は、ねっころがって上向きになって読むのにはちょと重いかも（240グラムだけど）。自分は本をめくるスピードが速いので、いちいち置き換えるのがめんどくさいなぁと思った。でも開いたページの片方に置いておけば両方のページが読めるくらい明るいのでそうしてます（目には悪いと思います、未推奨）。ペーパーバックサイズを買ったほうが良かったかもしれないなぁ……。それとアクリル板にあっという間に細かい傷が付いた。多分図書館の本についてる透明カバーのせいだと思うけど。保護シート剥がさなきゃ良かったかなぁ（でも剥がしてくれって書いてあった）。まぁそんなに気にはならないですが。あと最後に、値段が高い！
わたしはたまにヤケ買い衝動にかられてドーンと大きい買い物をしちゃうんですが、そういう勢いがないとなかなか買えない値段ですよねえ。あ、本好きな方へのプレゼントにいいかもしれないですね。あとヤフオクとかで出品されるのを待ってみるとか。
んとー、側に寝ている人の邪魔にならないようにどーしても布団の中で本を読まねばならないのだ！という方にのみオススメしますです。

いや〜、めちゃ面白い本を読みました。


リサイクル幻想（武田 邦彦）

リサイクルって、漠然と「ゴミを分別したり、ビンやペットボトルは指定のところに捨てたりすること」と思っていたのだけど、この本を読んでものすごいいきおいで目からウロコが落ちました。碓井さんがパルスさんとこの「ウロコ本」でおすすめしてらして興味を持ったんですが、なんか難しい本じゃないの〜？碓井さんはバリバリの理系だけどわたしには難しそーだニャーとか構えて読み始めたところ、これが面白い！まず素材についてその構造から詳しく分かりやすく解き明かされていて、そしてリサイクルをすればするほど資源を使ってしまう矛盾だとか、ダイオキシンはなぜ発生するのかとか、また問題提起をするだけでなく具体的な解決案まで書いていて（「人工鉱山」のアイデアにはすげえ！ＳＦみたい！と興奮しました）いやーほんとにこれは面白くて為になる本です。おすすめです。