■ 「昭和歌謡大全集」を読み返す
昭和歌謡大全集(村上 龍)
10年ぶりに読んで、ピチピチギャル(死)だったわたしもミドリ会に違和感無く入れる中年女になったんだなぁと思うと感慨深いです。
「昭和歌謡大全集」は、笑える・笑えないは別としてギャグ小説なんだなーと思った。筒井康隆とかね、そんなかんじ。龍タンの文章はちょっと説教臭いですけどね。
イシハラやノブエみたいな、やりたいことが見つからない若者たちへ向けて「13歳のハローワーク」を書いたんだろうなあ。目標を持つこと、考え抜くことがこのヌルイ時代をサバイバルするのに必須なのだ!ってかんじ。
文庫、今は松田龍平が表紙になってますね(オトンそっくり)。映画も観たいです。